日々のあぶく

 

 

2002年12月2日

サロン崎山自動車

 

 

僕の愛車ボルボ240もかれこれ12年乗っています。
最初の頃より今の方が信頼感のあるクルマになってます。それというのも、ひとえに崎山和雄さんというメカニックの天才がいるおかげなんですね。
僕はそんなにクルマにこだわりのあるほうじゃなかった。ま、ちゃんと走ってくれればいいです、というぐらいのもんだったんですけど。
ところが崎山さんはとても話し好き。
クルマのことや世相のこと、修理に行くと、きさくに何でもおしゃべりしだす。そうこうしているうちにこちらも自然にクルマのことをわかってくるようになってしまうんですね。
そんな、崎山さんの修理工場はクルマ好きやなにかこだわり派の人の集まるサロンのようになっています。工場の中やら前には、アルファロメオ、TVR、ときにはアバルトといったマニアックなクルマが並んでます。

先日もオイル交換に行くと、なぜかとってもうれしそうにいろいろなことを話しかけてくる人がいるんですね。どうやら趣味で写 真を撮っているらしい。それもミノックスというすんごく小さなサイズのフィルムを使うカメラを御愛用とか。
ホームページがあるそうなので家に帰ってからさっそくみてみると、オオー、なんとミノックスだけをつかって、御自分の奥様だけの写 真をとるというとてもミニマムでマニアックなHPなのだ。ウウーン、まいったなー、これは。なかなかプロに撮れない世界をしっかりと楽しんでいらっしゃる。奥様のモデルっぷりも堂に入っているし。
正直、嫉妬してしまいましたね。

このM氏、ほかにも和服を着て小唄を習いに行ってるというオッシャレーな趣味人なんですね。乗ってるクルマもアルピーヌ・ルノー・A110 1300Aというデザインとブルーのボディカラーがめちゃおしゃれなクルマ。いいですねー。
さっそく僕はアルピーヌに乗っけてもらい、はしゃぎついでにHPで色っぽくポーズしていた奥様の視察もおこなってしまいました。
もちろん、ナマ奥様、いい女でした。ウラヤマシイ。
あまり人にはM氏のHP教えたくないですけど、しかたないか・・・アドレスは
http://www.tomominox.com 
です。

M氏と会った日には、ジャズシンガーの阿川泰子さんも愛車ジャガーでおいでになって、こんどビブロスでステージがあるからということで、数日後、崎山さんを先頭にサロンの常連といっしょに遊びに行きました。大人のカップルがしっとりとよりそったり、ダンスを楽しんだりといい雰囲気でしたね。
それでも阿川さんはまだまだ日本の男の子は女の子のエスコートがへた、ということでそんなの子供の頃から学校で教えなきゃ駄 目よー、とおっしゃってました。
そうですねー、いま粋な男は少なくなってしまったかも。
女性の扱いにしてもそうですが、日々の生活のなかでの人とのつきあい方を教えてくれるところがなくなっちゃったんですよね。一昔前は吉原というところも単にセックスをしに行くところじゃなくて人の見方、接し方を教わるところでもあったようですね。故益田喜屯さんからそういうお話を聞きましたし、池波正太郎さんの本にもそのような話がありますね。