日々のあぶく

 

 

2002年9月14日

女王様ピオーネを賞味!

 

さすが女王様。食べかすまで
なんかエロチック!

 

この業界にはくいしんぼがほんと多い。
おいしいものを食べるためならたとえ火の中、水の中ってかんじだ。
友人のスタイリストY嬢もそのひとり。
ある日彼女から「永田さん、いま山梨の葡萄が旬の季節よ。うちの山梨の別荘の近くにある葡萄園からわけてもらうピオーネが最高なんだからー。」という電話。
ちょうどこのあいだ山梨県を走行中に山梨放送で巨峰とマスカットをかけあわせたピオーネというのがもう、とぉーってもおいしい、という話を聞いたばかりである。
こうなるとなにがなんでもいかずばなるまい。
というわけで、彼女の駆るパジェロに同乗して一路韮崎へむかったのでありました。同じくくいしんぼの某有名雑誌の編集者H嬢もしっかり同乗。
そしてなんと、H嬢のお友達の某有名漫画雑誌の編集者M嬢は漫画家の先生との飲み会のあとそのまま寝ないで特急あずさに乗っておでまし。なんとも食い意地のはった御一行様です。
さてさてくだんの葡萄農園ではもうたわわになったピオーネ様がおまちかねだったのです。
しろーい花嫁衣装のような保護紙にくるまれて中身はまだみえないピオーネを下からもちあげてみると、な、な、なーんと、とっても重い重量 感、なんかこの重量感って気になる重さなんだよね。もしかしたら巨乳のお嬢さんの片一方を下から持ち上げたらこのくらいかなー、という感じでなんともエロチック。
農園主のおじさんが保護紙破いてもいいよー、って気軽におっしゃるのでこわごわ白い紙を破いてなかを覗いてみると、そこにはプリプリに熟したダークな葡萄色の肌が、もうはやく食べてぇー、とばかりに微笑んでいらっしゃいます。
葡萄の蔓から切り落として、一粒食べてみると、あぁーん、なんとも口あたりのいい柔らかな触感とジューシーなあまぁーい汁が口中にひろがりしあわせ感でいっぱいになります。
もぎたてはなんといっても最高でした。
(あ、なんか小泉武夫先生調の文になってしまいました。すみません、小泉先生 。小泉先生の日経新聞夕刊に連載中の「食あれば楽あり」は川上宗熏ばりのエロエロ文体で食べ物のためになる話を絶好調連載中です。)
葡萄の女王様とでもいいたくなるピオーネのほかにも、ロザリオ・ビアンコ、ピッテロ・ビアンコ,マニュキュアフィンガー、バラディー、マスカット・ビオレなどなどなんか美女の競演といった名前のついた葡萄がめじろ押し。ほんとぜいたくな気分でいっぱいの山梨行でした。
帰りの車中ではくいしんぼ3人が「こんどはいろんなものをスモークして食べようぜー」とかもう次の食い物行のことを話しあっているのでした。